今回お勧めとして紹介させていただくのは『究極のブランディング~美意識と経営を融合する』(長沢伸也・石塚千賀子・得能摩利子 共著)です。
ラグジュアリーブランドビジネスに関する研究本はこれまでにも存在しますが、原論・経営論にプラスして「一流を形づくる顧客接点」に関し具体的なエピソードを踏まえつつ、大所・高所に立った視点で今後に向けて示唆に富んだメッセージを分かりやすく解説してくださる内容です。
ラグジュアリーブランドで実際に様々な経験・役職を経験されているからこそ分かる現場感覚と学術的な理論の融合という点で、非常に価値がある一冊です。
読み進むうち、私自身、なつかしさ、共感、感動、様々な感情が呼び起こされました。本当に多くのことが学べるこの業界に携われてよかったと読み終わった後しみじみ感じました。